鼻中隔延長術から全摘までの日数 47日:鼻孔縁の挙がりと鼻唇角の開きについて

1ヶ月前、海外でわし鼻形成術(鼻骨々切り幅寄せ術含む)斜鼻修正術(鼻中隔軟骨切除含む)寄贈軟骨による鼻中隔延長術を受けたのですが、

・鼻先、鼻柱のツッパリ感が著しい

・鼻先の皮膚が赤くなった

・鼻先が違和感を感じる程度に高い

・「ウ」「イ」の発音時、鼻先が突っ張り、痛い

・アップノーズ

・会う人、全員に高さを指摘される

と、生活に支障があり、修正希望で来院されました

MRI検査を行ったところ、術前説明を受けていない異物である人工真皮を鼻尖頭側~鼻背部と鼻柱部に留置されていたことが、判明しました

↓MRI矢状断画像

人工真皮と寄贈軟骨を示すMRI画像

寄贈軟骨による鼻中隔延長術で高くなった鼻尖と、鼻背の高低差を埋めるために鼻尖頭側から鼻背にかけて人工真皮が留置され、また鼻柱部の人工真皮は、鼻柱が下降したように見せるために留置されたと考えられました

当院受診後、自宅にて数回の鼻出血を認めました。出血は寄贈軟骨が留置された部位で、菲薄化した鼻中隔粘膜からでした

↓右鼻孔内出血部位

耳の内部のクローズアップ画像、出血部位が矢印で示されている。

鼻中隔部粘膜が寄贈軟骨で伸展され、脆弱になっており、出血の治療は異物である寄贈軟骨摘出が第一選択でした

手術は以下の通りでした

・鼻中隔部寄贈軟骨全摘

・人工真皮全摘

・ハンプ減量部の凹凸修正(鼻骨修正)

・上外側鼻軟骨部オープンルーフ閉鎖術

・下外側鼻軟骨修正術

・鼻背側細片耳珠軟骨移植術

・鼻尖部耳珠軟骨移植術

 

海外での手術から修正術までの日数は47日でした

↓術前 正面 

海外で斜鼻修正術を受けたらしいのですが、偏位は残ったままでした

顔のクローズアップ。肌は自然な色合いで、軽い光沢がある。目は隠されている。

↓術後6ヵ月後

顔のアップで、肌が健康的で光沢のある女性のポートレート。

斜鼻修正は、鼻骨再骨切り術、鼻中隔部に肋軟骨移植術が必要であり、患者様への負担を考え、行いませんでした延長部全摘では、鼻孔縁が挙がる傾向にありますが、下外側鼻軟骨修正術+耳珠軟骨移植術によって修正後、鼻孔縁は挙がりませんでした

↓術前 斜位①

横顔の女性の写真。肌は滑らかで健康的に見える。

↓術後6ヵ月後

女性の横顔を示す画像。肌は滑らかで、自然な光沢があり、髪は後ろにまとめられている。

鼻尖の突出は軽減しました

↓術前 斜位②

女性の横顔のクローズアップ、肌の質感が見える。

↓術後6ヵ月

顔の側面を微笑みながら見つめる女性の写真。肌は滑らかで艶やか。背景は薄い青色。

下外側鼻軟骨修正で、鼻翼退縮(鼻翼が頭側に挙がることです)が改善しました

↓術前 側面

女性の横顔、滑らかな肌と鼻の形が見える

↓術後6ヵ月

女性の横顔の画像。肌の色は自然で、柔らかな印象。背景は淡い青色。

延長部全摘では、鼻唇角が開くケースが比較的多いのですが、下外側鼻軟骨の移動でアップノーズを防ぐことができました

↓術前 側面

横から見た女性の顔の写真。肌は明るく、髪は茶色でまとめられています。

↓術後6ヵ月

女性の側面の写真。髪はダークブラウンで、肌は滑らかで均一。背景は薄い青色。

延長軟骨全摘で上口唇の動きは改善しました寄贈軟骨全摘によって、術前に認めた激しい鼻出血は消失しましたが、術後6ヵ月、鼻をかむと時々血液がティシュペーパーに付着するようで、今後鼻粘膜の回復を待つ必要がありますこの患者様は初診が術後1ヶ月だったのですが、修正を決意するのに2~3日であり、初診から27日で修正術をお受けになりました

人工真皮が下外側鼻軟骨頭側に接しており、同部位は強固な瘢痕で剥離が困難でしたが、過度な延長でありながらも初回手術から47日であったため下外側鼻軟骨の萎縮は小さく、鼻孔縁が挙がらず、鼻唇角も広がらなかったと考えます

しかし術後30日程度でも瘢痕の増殖が著しく、それに伴って拘縮と血行障害による下外側鼻軟骨の萎縮が著しいケースはあります。

その場合は修正後、鼻孔縁が挙がることが多いと感じます

ー手術料金ー

・延長保存軟骨全摘術 440,000円(税込)

・人工真皮全摘 2部位 330,000円(税込)×2

・ハンプ修正+オープンルーフ修正+細片耳珠軟骨移植術 880,000円(税込)

・下外側鼻軟骨形成術+耳珠軟骨移植術+修正加算 880,000円(税込)

*別途術前検査料、診察料、麻酔・薬剤料金がかかります。

*2024年1月時点の料金です
*モニター料金がございます

美容手術のリスクに関するリストが記載された文書の画像。項目には、出血、血腫、出血斑、感染、術後の腫れ、左右差、傷あと、疲労が含まれる。

銀座すみれの花クリニック
院長 横山才也
日本専門医機構認定形成外科専門医
日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医
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鼻中隔延長術・全摘に対する修正術:1回目保存軟骨全摘 2回目外鼻修正術

他院で保存軟骨による鼻中隔延長術を受けたのですが、鼻尖が高く、尖ったので当院を受診しました。修正希望で他のクリニックにも相談に行かれており、保存軟骨の減量を提案されたようですが、自家組織と異なり、保存軟骨の減量はお勧めしませんでした。

過度な延長による鼻尖部の著しい違和感と知覚鈍麻、また鼻孔の狭小化による鼻閉もあったので、手術より2ヶ月15日後に当院で1回目の手術(保存軟骨全摘および下外側鼻軟骨形成術)を行いました。

なお患者様は耳珠軟骨採取に抵抗があり、同軟骨を使いませんでした。

全摘術から1年7ヵ月後、保存軟骨を使った延長術や全摘などによる生活へのダメージから回復し、外鼻形態の修正をお受けになりました。

2回目の修正は以下でした。

・鼻尖部瘢痕減量術

・上外側鼻軟骨狭小化術

・下外側鼻軟骨形成術

・鼻尖部耳珠軟骨移植術

↓初回修正前 正面から撮影

顔のクローズアップ、光沢のある肌と自然な表情を持つ女性

↓2回目修正前 

女性の顔のクローズアップ、肌が光沢を持ち、目元がぼかされている。

↓2回目修正7ヵ月後

女性の顔のクローズアップ。肌は滑らかで健康的な輝きがある。

上外側鼻軟骨狭小化で鼻尖頭側を含む外鼻中央が細くなりました

↓初回修正前 左斜め前から撮影

女性の横顔のクローズアップ。自然な素肌と軽い光沢が見える。バックグラウンドは淡い青色。

↓2回目修正前

女性の横顔の写真。顔はきれいに整っており、光沢のある肌が特徴。

↓2回目修正7ヵ月後

側面から見た女性の顔の画像。肌はつややかで健康的に見える。

鼻尖が細くなりました

↓初回修正前 右斜め前から撮影

女性の横顔、滑らかな肌と控えめな表情を持つ。

↓2回目修正前

女性の横顔、額、鼻、頬の肌が光沢のある状態で映っている。背景は薄い青色。

↓2回目修正7ヵ月後

顔の横からのビュー。若い女性の顔が写っており、滑らかな肌と自然なメイクが特徴。

↓初回修正前 側面

横からの女性の顔の写真。鼻の特徴が強調されている。

↓2回目修正前

女性の横顔の画像、髪は後ろに束ねられており、肌は滑らかです。背景は青色です。

↓2回目修正7ヵ月後

顔の横顔、肌が滑らかで健康的に見え、バックグラウンドは淡い色です。

鼻根から鼻尖にかけて自然なラインになりました保存軟骨、寄贈軟骨の減量は当院では行っておりません。修正では全摘が必須です。

保存軟骨が鼻中隔部に留置された状態で下外側鼻軟骨のみの修正、下外側鼻軟骨上への自家組織移植もお勧めできません。

理由は他人の軟骨の強度にあります。

生存軟骨細胞はゼロで基質しか存在しないため、減量や手術侵襲による炎症の波及で、鼻尖の形態変化が進む可能性があります。

また異物であるため、術後感染発症の可能性もあります。

ー手術料金ー

1回目修正術

・延長保存軟骨全摘術 440,000円(税込)

・下外側鼻軟骨形成術 385,000円(税込)

2回目修正術

・上外側鼻軟骨狭小術 330,000円(税込)

・鼻尖部修正:下外側鼻軟骨形成術+耳珠軟骨移植術+修正加算 880,000円(税込)

*別途術前検査料、診察料、麻酔・薬剤料金がかかります。

*2024年1月時点の料金です

*モニター割引があります

美容手術のリスクについて説明したテキスト。

銀座すみれの花クリニック
院長 横山才也
日本専門医機構認定形成外科専門医
日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医
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鼻中隔軟骨採取による鼻中隔延長 術後偏位:延長部減量 鼻中隔再建 真皮脂肪移植 修正術後7ヶ月

初診時から4年前に海外で隆鼻術を受け、鼻尖の偏位、尖り、高さの修正を希望し、来院されました。なお術前には鼻尖偏位はなく、術後4ヶ月頃から鼻尖が傾き始めたそうです。

前回受けた手術は以下のとおりです。

鼻根~鼻背部シリコンプロテーゼ留置術、

鼻中隔軟骨による鼻中隔延長術、

鼻尖部耳軟骨移植術

シリコンプロテーゼのサイズは術後に告知されておらず、鼻中隔軟骨採取は術前に採取の可能性はあると説明は受けていました。

CT検査を行ったところ鼻中隔軟骨鼻尖側は著しく左に偏位し、それに伴って鼻尖偏位を発症していました。修正の詳細は以下でした。

・シリコンプロテーゼ摘出術(鼻根部厚さ2.3㎜)

・ハンプ修正術

 (シリコンを摘出したところ、鼻骨下端~

  上外側鼻軟骨部が不正に減量されており、

  修正が必要でした)

・鼻中隔延長移植軟骨減量術

・肋軟骨による鼻中隔偏位修正術

・左右外側鼻軟骨修正術+耳珠軟骨移植術

・上外側鼻軟骨部~鼻尖部真皮脂肪移植術

 

↓左画像:術前 右画像:術後7ヶ月

元々右鼻骨部は緩やかな傾斜で、左は急勾配のため、術後、鼻骨部に左右差を認めましたが、鼻尖偏位は改善しました。

施術前と施術後7ヶ月の比較写真。鼻の形状が変化した様子を示している。

鼻中隔軟骨は大きく欠損しており、鼻中隔軟骨の左への偏位は過度な採取が原因と考えられ、肋軟骨による鼻中隔偏位の修正が必要でした。

↓術前 正面

女性の顔のクローズアップ。目は隠され、滑らかな肌が見える。

↓術後7ヶ月

女性の顔のクローズアップ。滑らかな肌の表面。自然な表情。

鼻尖に移植された2枚重ねの耳軟骨を摘出することで高さ2㎜程度低くなり、さらに延長移植軟骨を3㎜減量し、合計5㎜減量でした。その上で上外側鼻軟骨部から鼻尖部には約6㎜の厚さの真皮脂肪移植を行いました。

術後7ヶ月、以下の画像のように鼻尖部は低くなり、尖りはなくなりました。

術前 斜位①

側面から見た女性の顔、肌は滑らかで自然な色合い。

術後7ヶ月 斜位①

女性の横顔のクローズアップ、ナチュラルなメイクアップで、柔らかな表情を見せている。

術前 斜位②

側面からの女性の顔の写真。肌の質感がよく見える。

術後7ヶ月 斜位②

女性の横顔の写真。肌は滑らかで、自然な表情をしています。背景は青色で、髪は後ろで束ねられています。

術前 斜位③

側面からの女性の顔の画像

術後7ヶ月 斜位③

女性の横顔、肌は滑らかで健康的に見える

側面比較 ①

こちらの患者様はまつ毛が長く鼻根のラインと重なっていたためまつ毛を消す画像修正をしています。

整形前と整形後7ヶ月の側面の比較写真

側面比較 ②

左右に並んだ女性の側面の写真、左側は施術前、右側は施術後7ヶ月の表情

鼻尖における軟骨は5㎜減量でしたが、真皮脂肪が生着することで高さは3㎜程度の減量になりました。

ー手術料金ー

・シリコンプロテーゼ摘出術 176,000円(税込)

・ハンプ修正術 330,000円(税込)

・延長移植軟骨減量術 440,000円(税込)

・肋軟骨による鼻中隔偏位修正術 440,000円(税込)

・下外側鼻軟骨形成術+耳珠軟骨移植術+修正加算 880,000円(税込)

・鼻尖部真皮脂肪移植術 330,000円(税込)

*別途術前検査料、診察料、麻酔・薬剤料金がかかります。

*2024年2月時点の料金です
*モニター割引があります

美容手術のリスクに関するリスト。出血、血腫、出血斑、感染、術後の腫れ、左右差、傷あと、疲労など

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